100人に1組!双子妊娠発覚と妊娠期間中の記録
こんにちは!
1歳5ヶ月一卵性の女の子を育児中のうおさおです。
ずーっとどこかで誰かに語りたかった、私の妊娠から出産にかけてをコツコツまとめていきたいと思っています。
私自身、双子の妊娠が発覚してから不安で毎日毎日ネットで出産レポを読み漁る日々でした。
帝王切開のレポ、自然分娩(経膣分娩)のレポ、双子出産のレポ、、、そんなたくさんある出産レポの一つとしてプレ双子ママさんに届けば嬉しいなと思います。
妊娠を希望した理由〜発覚まで
私たち夫婦は2017年に入籍、2018年3月に挙式をあげました。
私はいわゆるブラック企業に勤めていたので、一日12時間以上会社にいるのが当たり前。
2社目ですが入社5年程が経ち、かなり責任のあるポジションになっていました。
そんな2017年秋、あまりの重圧に家に帰っては泣いて夫に話しを聞いてもらう日々の中、ある日夫が私に言ってくれました。
いいよ、辞めちゃえ辞めちゃえ。大丈夫だから。
とても心が軽くなりました。
しかしタダで辞めるのは嫌だったので(笑)、もともとライフプランに子供も考えていたのもあり、産休・育休の取得を目指すことにしました。
まずは夫婦共に風疹の予防接種に行き、幸いなことにタイミングを狙い始めて2ヶ月目に子供を授かることができました。
妊娠が発覚したのは結婚式の2週間前でした。
アプリのトツキトオカの胎児ネームはきゅーちゃん。私の救世主、きゅーちゃんです。
挙式の数日前からつわりが始まっていましたが、幸いにも当日の体調は良好!
空気の読める子、ありがとうー!と思っていました。笑
私たちの結婚式は両家のみで神社での挙式を挙げ、披露宴はせずにこじんまりと食事会をしたのですが、その際に両家に妊娠を伝えました。
しかしこの時点ではまだきゅーちゃんが二人もいるなんて夢にも思っていませんでした。
次の検診が挙式から2週間程経った頃、2回目の検診でした。
慣れない診察台に寝ながらモニターを眺めていると、
...あれ?二人いるねぇ笑
...え?え、え、えーーーーー!?
双子を期待もしていなかったし、1mmも想像していなかったので
びっくりしすぎて頭が真っ白。
2つの心拍を聞かせてもらいましたが、感動が頭に入ってきません。笑
エコーを終えてから待合室の夫を呼び込み、先生からお腹の中にいるのがMD双胎という種類の双子であるという説明を聞きました。
帰りに区役所へ行き、母子手帳を2冊もらってもまだ信じられないような思いでした。
一卵性or二卵性だけじゃないの?膜性診断とは?
双子には一卵性・二卵性と言った卵性とはまた別に、羊膜と胎盤の数で分類する膜性診断があります。
二絨毛膜二羊膜双胎(DD双胎)
胎盤が二つ、羊膜(袋)も二つ。一人に一つずつ胎盤とお部屋がある双子です。
一卵性・二卵性どちらの可能性もあります。
双子の中で一番多いタイプです。
一絨毛膜二羊膜双胎(MD双胎)
胎盤は一つ、羊膜は二つ。各自部屋はあるものの、胎盤を共有している双子です。
一卵性のみです。
一絨毛膜一羊膜双胎(MM双胎)
胎盤が一つ、羊膜も一つ。同じ部屋で同じ胎盤を共有している双子です。
一卵性のみ。双子の中でもかなり珍しいタイプです。
以上の3種類があり、上から順にリスクが高い出産になります。
(DDだとしても当然多胎妊娠なので全てハイリスク妊娠にあたります)
私のお腹にはMD双胎がいることがわかりました。
胎盤を共有している双子なので、妊娠途中に片方に栄養が偏ってしまう双胎間輸血症候群(TTTS)という状態になりやすかったりと、かなりのハイリスクな妊娠であることを初めて知りました。
最初に行った病院では産めないので次の検診までに産院を決めるよう言われ、夫と相談して大きな総合病院で産むことに決めました。
病院によってはMD双胎は全て帝王切開の病院もあるようなのですが、私の選んだ病院は可能な限り経膣分娩にチャレンジする病院でした。
双子妊娠のつわり
双子が発覚したあたりからつわりが少しずつきつくなり、常に船酔いしているような状態になりました。
私は食べづわりだったので、小さいおにぎりをいくつか用意して会社に持って行きお腹が空っぽにならない状態を必死でキープしました。
双胎妊娠にも関わらず、他の方に比べればかなり軽度なつわりだったとは思います。
私がつわりの最中に好んで食べていたもの
・アイス
・オレンジジュース
・いちご
・コンビニの温めるスープ
幸いなことに特別においがダメになったり、食べられないものが出てきたりということがありませんでした。
それでも家に帰るとソファーで延々と唸って耐えるくらいには気持ち悪かったです。
食欲もかなり減り、上記の食べ物を食べて生きていました。
だいたい16週くらいまで続きました。。。
産休突入...双子は産前休暇が長い!
多胎妊娠は2週間ごとに検診があります。
私の通っていた総合病院は予約を取っていても待ち時間がかなり長く、半休を取って通いました。
4月〜7月で、検診だけでも有給を4日分は使いました。
10月が予定日だったので当初は8月いっぱいまでの勤務を考えていましたが、双子が発覚し、7月中旬までの出勤、7月末まで残りの有休消化ということになりました。
そして8月からいよいよ産休を取り始めました。
産休は、単胎では6週前からですが、多胎妊娠では14週前からなので2.5倍も長く休みを取ることができます!
私にとってはとても嬉しいことでした。
産休は真夏だったのと、とにかく安静にするよう言われていたのでとにかくほとんど引きこもっていました。
家の掃除、出産準備、資格の勉強をしつつ、ほとんどNetflixを見て過ごしました。
幽遊白書のアニメを1週間で全部見ました。笑
この頃はもうお腹が大きすぎて起き上がるのも横になるのも何をするのもかなり苦しかったです。
ちなみに当然ですが産休については取得可能というだけなので、必ずしも14週前から取らなければならないわけではありません。
ただ、産休に入る頃にはお腹がかなり大きくなってきており、人によっては臨月サイズに見えるほどの大きさになると思います。
(私はもう生まれるんですか!?とよく取引先の人に聞かれました...)
多胎妊娠は切迫早産、妊娠高血圧症、TTTS(双胎間輸血症候群)などになりやすく様々なリスクを抱えたハイリスク妊娠です。
知人にもDDツインで25週くらいから出産までずっと入院していた妊婦さんもいます。
本当に本当に幸いなことに私は何の問題もない超健康妊婦でしたが、休みを取れる環境であるならば無理をせず休みに入ることをお勧めします。
自然分娩(経膣分娩)と帝王切開
私の行っていた病院は最初に出てくる子(私の場合左の子)が頭位の場合はもう一人が逆子だったとしても経膣分娩でいくという方針です。
(MM双胎は全て帝王切開との事でした)
左の子は妊娠初期から頭位でいてくれましたが、右の子は妊娠期間中を通してくるくるとよく回ってくれました。笑
4,5ヶ月頃は逆子、産休に入る頃に頭位になってくれて一安心していたのですが、臨月の9月になんとまた逆子に!
双子なのでかなりスペースが狭い中で土壇場で回ったことにベテラン先生にもびっくりされました。
しかし上記の通り、左の子さえ頭位であれば経膣分娩をチャレンジするのが病院の方針です。
私は幸いなことになんのトラブルもなかったため管理入院もせずにずっと自宅で過ごせていましたが、9月後半になり、10月頭からの出産前の管理入院の日取りが決まりました。
・予定日まで待つと二人分の子供が大きくなって出てきづらくなることがある。
・ハイリスク出産なので自宅で陣痛が来てから対処だと遅くなる可能性がある。
といった理由から、病院で陣痛を待ち、もし予定日2週間前になっても陣痛が来なければ必要に応じて促進剤を使って陣痛を誘発、出産をする流れになりました。
出産については次の記事にまとめようと思います!