うおさおの 右往左往 twins life

2018年10月生まれのMDツイン相手に右往左往する母のブログ

双子の自然分娩レポ【陣痛が2回来るの!?】

こんにちは!一卵性双生児女の子の母、うおさおです。

前回妊娠レポからの続き、今回は出産レポです。

多胎出産では少し珍しい?自然分娩(経膣分娩)での出産レポになります。

前回の妊娠レポはこちらをご覧ください。

100人に1組!双子妊娠発覚と妊娠期間中の記録 - うおさおの 右往左往 twins life

 

 

管理入院初日の夜に破水!?

予定日より3週間前に入院し、そこから1週間(予定日の2週間前まで)様子を見て陣痛が来なければ促進剤を使うか考えようと言われていました。

昼過ぎに病院に着き、入院手続き。管理入院の病棟は4人部屋でした。

1週間は暇かなーと思い、本やパソコン、iPadなどたくさん用意して行き、あれこれセッティングして過ごしやすい環境を整えました。

まさか翌日に出産する事になることなど夢にも思わず...笑

 

その日の深夜1時半頃、目を覚ますと濡れた感触に気が付きました。

トイレに駆け込むとおりものシートが薄ピンクになり、パンツのみならずパジャマもビショビショ。当然シーツも。。。

い、家じゃなくてよかったーーー!!!

ナースコールをして確認してもらい、すぐに部屋でNSTをスタート。

午前2時、夫に連絡をしてすぐに返事が来たものの、ナースさんによるとこのまま陣痛がす遠のいて出産まで行かない場合もあるので様子を見ましょうとの事でした。

実際その時点では自分でも陣痛の自覚がなかったのですが、30分ほど経つと軽い生理痛のような痛みを感じるようになりました。

たいした痛みではなかったものの、NSTによると間隔は3〜5分。

NSTが終わるとナースさんと先生で相談してくださったようで、部屋を移動する旨を伝えられました。

しばらく待っていましたが、その間に痛みがだんだん強くなってきました。

 

気絶・嘔吐するほどの陣痛

午前5時頃、痛みの間隔の間に陣痛室兼分娩室に移動。夫にも病院に来るよう連絡。その際に飲み物を買ってくるよう指示。

ここから先は夫が病院に到着してメールの履歴が残っていないため、私の記憶のみが頼るになり時間感覚があやふやになっております。

 

移動後はお腹の痛みがかなり強くなっており、苦行が始まっていました。

この時点の子宮口が確か2〜3cmほどでした。

ベッドに横になったり体勢を変えながらベストポジションを模索。。。

私の場合はベッドの縁にお尻を押し付けるように座ると少し痛みがマシになったため、机をベッド横に配置してもらい上半身はそこに伏せて過ごしました。

8時頃に朝食が来て、陣痛の合間に半分くらい食べました。

まだ痛みの間に話をすることくらいはできていたと思います。

 

助産師さんにお産を進めるためにドーナツ椅子?と言うんでしょうか、真ん中に穴の空いた椅子に座るよう勧められて試したのですが、これが激痛!!!!!

1秒も座れず、無理ですごめんなさい!!と半泣きで何回も断りました。笑

この椅子、多分骨盤を開くような形になるんですよね。それがもう痛くて痛くて......

また、途中でトイレも何度かチャレンジしましたが、大便は全然出せず。

と言うかそもそもトイレも穴の空いた椅子なのでこれも座るだけで激痛なのです。涙

 

そして先生は朝一度来てくれて、頑張ってね〜と言ったきり全然来てくれない。涙

私の担当の先生はおそらく産婦人科で一番えらい先生(MD双胎だったからでしょうか。2回目の検診からずっと同じ先生でした)だったようなので、忙しかったのでしょう...

たまに助産師さんが子宮口を確認してくれるものの(激痛)、進まない進まない...お昼前で子宮口5cmくらいでした。

このあたりで交代で来てくれた助産師さんが超スパルタ!笑

丸椅子に座ってみて!ご飯一口だけでも食べて!トイレ行ってきてごらん!

本当に無理なんです〜〜〜本当に痛いんです〜〜〜〜〜!!!!!涙

この時無理やり一口食べたご飯は痛過ぎて後に吐きます。笑

 

昼食後、促進剤を使用することが決まり、点滴で投与されました。もう意識が朦朧としていて、なんでもいいから早く終わってくれとしか思えませんでした。

しばらくは特に変化がありませんでしたが、体感30分後くらいから痛みが自分比50%増し。

間隔は多分1分ほどでしたが、その1分間毎度気絶していたそうです。(寝てたってこと?)

痛みがくると強制的に痛みに起こされたうおさおがポソッと「来た。」と言い、夫が腰を全力で押すと言う暗黙のチームワークが出来上がっていました。

ちなみにうおさおも夫も徹夜の状態です。

痛過ぎて吐いたのは多分このあたりだったと思います。

出すものがなくなっても吐き気だけはずっとありました。

 

ロボット分娩台に乗って

14時頃先生がまた来てくれて子宮口確認。もう仰向けになるだけで地獄でした。

うーーーーーーーーーーん... ちょっと試しにイキんでみて

イキむって何ですか!?(必死)

あ、それそれ。うん、イキんだら10cmだからオマケでOKってことにしちゃおう〜

!?(いいの?産めるの!?この地獄終わるのー!?)

と言うことで分娩台に上がれることに!

なんと座っていたベッドがロボットのように動いて分娩台になりました。

(部屋を移動すると思ってたのでびっくりしました。笑)

 

ここからは本当に記憶が飛んでいます。

出産レポを読んで読んで読みまくって挑んでいたので、

イキんでいいよと言われてからは楽だったとよく見かけていたのですが、

全 然 そ ん な こ と な い ! 涙

力入れると痛いし、力緩めても痛い。拷問。地獄。

とにかく叫んでました。

多分出ました、💩が...誰もはっきり言ってくれなかったけど。笑

途中で会陰切開してもらったようですがなんとなくしか覚えていません。

イキみ始めてから体感では30分くらい(多分実際はもっと短い?)で

15時過ぎ長女・さーこが出てきました。

 

ホッとしたのも束の間、2,3分後には次の陣痛がまたやってきました。

そうです。双子なので、あの満身創痍の中もう一人産むんです。

嘘だろもう一回イキむ体力気力どこにあんだよ勘弁してくれよ誰か代わってくれ

...とかその瞬間いろんなことを考えていた気がします。

 

気が遠くなりそうな最中、先生ばポツリと

あれ、頭位になってる、ラッキーだね

なんと次女、土壇場で回ったらしいです。なんと空気の読める子...!

でも言われるまで頭位とか逆子とかすっかり頭から抜けていました。笑

なんとなくですが、次女の方がすんなり出てきたような気がします。

やっぱり一度一人通ったから出やすいとかあるのでしょうか?笑

長女が生まれてから10分後、次女・うーこも無事誕生。

正直、やっと終わった...と言う感想でした。笑

 

ハロー、ワールド

先に長女が、後から次女もきて二人同時にカンガルーケアをさせてもらいました。

あんなに大きかったお腹がペタンコになりました。

(この時は寝転がっていたので。後にあまりの腹の凹まなさに驚愕することになりますw)

次女誕生くらいで到着していた両親が部屋に入室OKになり、ご対面。

しばらくして双子と私それぞれ産後の処置のため一旦バイバイ。

会陰を縫ってもらい(痛い)子宮収縮のためお腹を押してもらい(痛い)ビビりながらトイレでおしっこも出しました。怖かった。。。涙

 

双子もチェックが終わり途中で戻ってきて合間に写真を撮ったりして家族の時間を過ごさせてもらいました。

朝も昼もまともに食べれていなかった上に全部吐いたので、夕飯はモリモリ食べられました。

15時に出産してから約5時間後の20時くらいに入院部屋に移動となりました。

 

長女・さーこ 2,700g

次女・うーこ 2,200g

母子手帳に記載されている出産時間、13時間。

妊娠中もなんのトラブルもなく、37週0日という生産期ギリギリ滑り込みセーフ、そしてNICUに入らないで済む体重で健康に生まれてきてくれたさーことうーこ。

幸せな妊婦生活を送らせてくれた二人には本当に感謝しています。

何より、入院当日の夜に破水という本当に空気の読める子達でした...!

家で破水していたらどれだけ大変だっただろうとゾッとします。。。

 

正直、出産直後は満身創痍過ぎて可愛いとか感動とか全くなかったんですが、コット二つを一人で移動させられないので一つのコットに二人並べて入れられた姿を見て、

あぁこの子達が私から出てきたのね。人体すげえな。...とやっと思いました。笑

 

 次は4人部屋に移った後の入院レポをしていきたいと思います!

uosao-twins.hatenablog.com


 

 

後日談

うおさおと同じ日の1時間後くらいに産んだAちゃんと入院中にお話しました。

(この方とは今でも仲良しでたまに同じ日生まれの子供たちで一緒に遊びます)

Aちゃんは出産時の記憶が飛んでいて全然覚えていないらしく、旦那さんに「私どうだった?叫んでた?」と聞いたところ、「そうでもなかったよ。隣の部屋の人の叫び声がすごかったw」と...

そ れ う お さ お じ ゃ ん ?

お願いだから忘れてくださーーーい!!!